

京都・着物関連用語集
カテゴリー:着物
袴(はかま)
袴は、日本の伝統的な衣装の一つで、着物の上から履くスカートやズボンのような形をした衣服です。古くは武士や公家が着用し、現在では卒業式や茶道、武道などで見られます。
袴の特徴
- 腰に巻き、ひもで固定する形状
- 動きやすいように設計されている
- 男女で形が異なる(男性はズボン型、女性はスカート型が多い)
- 用途によって種類が異なる(正装・カジュアル・武道用など)
袴の種類
1.行灯袴(あんどんばかま)
- 女性が主に着用
- スカートのような形で、動きやすい
- 卒業式の袴スタイルによく使われる
2. 馬乗り袴(うまのりばかま)
- 男性が主に着用(ズボン型)
- 元々は馬に乗るために作られた袴
- 武士や武道(剣道・弓道)で使われる
3. 紋付袴(もんつきはかま)
- 正式な場で着用する格式の高い袴
- 男性の礼装用(結婚式・成人式など)
- 黒の紋付羽織と合わせるのが一般的
4. 茶道袴(ちゃどうばかま)
- 茶道をする際に着る袴(主に男性用)
- シンプルで動きやすいデザイン
5. 武道袴(ぶどうばかま)
- 剣道・弓道・合気道などで使われる専用の袴
- 足さばきを考え、ひだの数が多い
袴を着る場面
- 卒業式(女子学生の定番スタイル)
- 成人式(男性の紋付き袴)
- 茶道・華道などの伝統文化
- 神職や巫女(神社での仕事)
- 武道(剣道・弓道・合気道など)
- 時代祭やコスプレイベント
袴の歴史
飛鳥・奈良時代:貴族が着用
平安時代:宮中の公家が着る装束の一部に
戦国時代:武士の礼装・戦闘着として発展
明治時代:女子学生の制服として採用(現在の卒業式の袴スタイルの始まり)
袴は、日本の伝統衣装の中でも特別な意味を持つ服装で、格式ある場面から日常的な武道まで幅広く使われています。特に卒業式の女子の袴姿は華やかで人気があります。
京都観光を楽しむときにもぴったりな袴、ぜひレンタルしてみてください。
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