京都・着物関連用語集
カテゴリー:京都名所

安井金毘羅宮(やすいこんぴらぐう)

安井金毘羅宮(やすいこんぴらぐう)とは、京都市東山区にある神社で、縁切り・縁結びのご利益があることで知られています。特に「縁切り縁結び碑(いし)」と呼ばれる石のご神体が有名で、多くの人が悪縁を断ち、新たな良縁を願うために訪れます。

安井金毘羅宮の特徴

・縁切り・縁結びの両方のご利益がある

悪縁を断ち切り、良縁を結ぶ神社として信仰されています。

・「縁切り縁結び碑」が人気の参拝スポット

願い事を書いた形代(かたしろ)を持って碑の穴をくぐることで、願いが叶うとされています。

・全国から参拝者が訪れる有名な縁切り神社

縁切りという独特のご利益があるため、恋愛だけでなく、人間関係や病気・悪習慣を断ちたい人も訪れます。

安井金毘羅宮の由来

この神社は、奈良時代の僧・行基(ぎょうき)が聖武天皇の勅願によって創建したと伝えられています。その後、鎌倉時代に四条天皇が病気平癒を祈願し、願いが成就したことで「病気や悪縁を断ち切る神様」として信仰が広まりました。

また、香川県の金刀比羅宮(ことひらぐう)とも関係が深く、航海安全や商売繁盛のご利益もあるとされています。

縁切り縁結び碑とは?

境内にある高さ約1.5メートルの大きな石で、中央に穴が空いています。

・願い事を書いた形代(かたしろ)を持ち、碑の穴をくぐる

  • 表から裏へくぐる → 悪縁を断つ
  • 裏から表へくぐる → 良縁を結ぶ

・くぐった後、形代を碑に貼り付けることで願いが成就するとされています。

安井金毘羅宮のご利益

  • 悪縁を切る(恋愛、不運、人間関係、病気など)
  • 良縁を結ぶ(恋愛、仕事、友人関係など)
  • 健康・病気平癒

安井金毘羅宮は、「断ちたい縁」と「結びたい縁」をしっかりと願うことができる神社です。恋愛だけでなく、人生の様々な縁を見つめ直したいときに訪れてみるのもよいかもしれません。

カテゴリー

着物用語集一覧