京都・着物関連用語集
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みたらし団子(みたらしだんご)

みたらし団子(みたらしだんご)とは、串に刺した団子に甘辛いタレを絡めた、日本の伝統的な和菓子のひとつです。もちもちとした団子と、醤油ベースの甘じょっぱいタレの組み合わせが特徴で、全国的に親しまれています。

特徴

  • 団子の食感:もち米ではなく上新粉(うるち米の粉)を使うため、ほどよい弾力がありながらも歯切れの良い食感。
  • タレの味わい:醤油、砂糖、みりん、片栗粉などを使った甘辛いタレが特徴で、香ばしく焼いた団子に絡めることで深みのある味わいに。
  • 焼き加減:軽く焼き目をつけることで、香ばしさが増し、タレとの相性がさらに良くなる。

由来と歴史

  • 京都の下鴨神社にある「御手洗(みたらし)池」に由来するとされ、もともとは神前に供えられていた。
  • 名前の由来には諸説あるが、池の水面にできた泡の形を模して作られたともいわれている。

地域ごとの違い

  • 関西のものはタレがさらっとしているのに対し、関東ではとろみが強めのタレが多い。
  • 地域やお店によって、甘さの加減やタレの風味が少しずつ異なる。

香ばしく焼かれた団子に、甘じょっぱいタレが絡むみたらし団子は、おやつや軽食としても楽しめる人気の和菓子です。

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