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勝林寺(しょうりんじ)

勝林寺(しょうりんじ)は、京都市東山区にある臨済宗東福寺派の塔頭寺院で、東福寺の北側に位置しています。「東福寺の毘沙門天」として知られ、厄除けや勝運祈願のご利益があるお寺です。

勝林寺の歴史

安土桃山時代の1573年、東福寺の僧・雲居希膺(うんごきよう)によって創建されました。もともとは東福寺の僧侶たちが学問を修める場でしたが、江戸時代に入り、厄除けの守護神として「毘沙門天(びしゃもんてん)」を祀るようになりました。この毘沙門天像は、戦国武将の信仰も厚く、勝負事にご利益があるとされています。

見どころ

・毘沙門天像(びしゃもんてんぞう)

勝林寺の本尊である毘沙門天は、勝運や厄除けのご利益があるとされ、古くから多くの武将や信者に信仰されてきました。勝負運を高めたい人や、新たな挑戦を控えている人が参拝することが多いです。

・四神の御朱印

勝林寺では、京都の「四神相応」にちなんだ「青龍・白虎・朱雀・玄武」の四神をテーマにした御朱印が授与されており、人気を集めています。御朱印を集める人には見逃せないポイントです。

・写経・座禅体験

勝林寺では、一般の参拝者向けに写経や座禅の体験ができます。特に朝の座禅体験は、静かな境内で心を落ち着ける貴重な時間を過ごせると好評です。初心者でも参加しやすいので、京都で特別な体験をしたい方におすすめです。

ご利益

  • 勝運祈願
  • 厄除け
  • 開運
  • 学業成就

アクセス

  • JR奈良線「東福寺駅」または京阪本線「東福寺駅」から徒歩約7分

東福寺の観光とあわせて訪れるのにぴったりのお寺です。静かで落ち着いた雰囲気の中、勝負運や開運のご利益を祈願しながら、心を整える時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。

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