京都・着物関連用語集
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寺町通(てらまちどおり)

寺町通(てらまちどおり)とは、京都市内を南北に走る通りのひとつで、四条通から御池通にかけてのエリアは特に賑やかな商店街となっています。名前の由来は、豊臣秀吉が京都の都市整備を行った際に、市内の寺院を集めたことから「寺町」と呼ばれるようになったとされています。

寺町通の特徴

・歴史ある寺院が点在

京都御所近くから五条付近まで、通り沿いには由緒ある寺院が数多く並んでいます。

・商店街としての賑わい

四条~御池周辺のエリアは、伝統的な和菓子店、書店、骨董品店、飲食店などが集まり、観光客や地元の人々で賑わいます。

・アーケードがあるため雨の日でも快適

四条通から御池通までの区間にはアーケードが設置されており、天候に関係なくショッピングや散策が楽しめます。

寺町通の見どころ

・錦天満宮(にしきてんまんぐう)

学問の神様・菅原道真公を祀る神社で、商店街の一角にありながら多くの参拝客が訪れます。

・京都最古の書店「三月書房」

レトロな雰囲気の独立系書店で、個性的な本の品揃えが魅力。

・アンティーク・骨董品店

古美術やアンティーク雑貨を扱う店が点在し、京都らしい品々を探すことができます。

・喫茶店やカフェの名店

昭和レトロな喫茶店からモダンなカフェまで揃い、ゆっくりと過ごせる場所が多いのも特徴。

アクセス

  • 阪急京都線「京都河原町駅」から徒歩すぐ
  • 京阪本線「三条駅」から徒歩約5分
  • 市バス「四条河原町」下車すぐ

寺町通は、歴史と現代の文化が融合した魅力的なエリアで、買い物や食事、散策を楽しむのにぴったりのスポットです。京都観光の際には、ぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

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