

京都・着物関連用語集
カテゴリー:京都名物
千枚漬け(せんまいづけ)
千枚漬け(せんまいづけ)とは、京都の伝統的な漬物のひとつで、薄くスライスした聖護院かぶを塩と甘酢で漬け込んだものです。甘酸っぱく上品な味わいと、しっとりとした食感が特徴で、特に冬の味覚として親しまれています。
千枚漬けの特徴
1. 聖護院かぶを使用
京都の伝統野菜である聖護院かぶは、大きくて肉質が柔らかく、甘みが強いため、漬物に適しています。
2. 薄くスライスした見た目の美しさ
千枚漬けの名前の由来は、「かぶを千枚のように薄く切る」ことにあるといわれています。
3.まろやかな酸味とほんのりした甘み
塩と昆布の旨味が加わり、さっぱりとしながらも深みのある味わいになります。
千枚漬けの歴史と背景
千枚漬けは、江戸時代後期に京都の漬物屋「大藤(現在の大藤本店)」の初代が考案したとされています。冬に旬を迎える聖護院かぶを美味しく保存するために作られ、やがて京都の冬の風物詩となりました。現在も老舗の漬物店では伝統的な製法で作られ、冬の贈答品としても人気があります。
美味しい食べ方
- そのまま味わう:千枚漬け本来の風味を楽しむなら、軽く水気を切ってそのまま食べるのがおすすめです。
- 軽く醤油や柚子を添えて:お好みで醤油や柚子を加えると、味のアクセントになります。
- お茶漬けや酒のつまみに:さっぱりとした味わいが、ご飯や日本酒とよく合います。
千枚漬けは京都ならではの上品な味わいの漬物で、冬の味覚として全国的にも人気があります。京都を訪れた際には、老舗の千枚漬けをぜひ味わってみてください。
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