京都・着物関連用語集
カテゴリー:京都名所

平等院鳳凰堂(びょうどういんほうおうどう)

平等院鳳凰堂(びょうどういんほうおうどう)は、京都府宇治市にある平等院の本堂で、10円玉にも描かれている優美な建築です。平安時代の1052年に藤原頼通が建立し、極楽浄土を表現した堂々とした姿が特徴です。

見どころ

・鳳凰堂の美しい佇まい

 池に浮かぶように建ち、左右対称のデザインが羽を広げた鳳凰のように見えることから、その名がつきました。

・阿弥陀如来坐像(国宝)

 仏師・定朝が手がけた穏やかな表情の仏像が堂内に安置されています。

・雲中供養菩薩像(国宝)

 壁に並ぶ52体の菩薩像が、それぞれ楽器を奏でたり舞を踊ったりしながら極楽の世界を表現しています。

・平等院ミュージアム「鳳翔館」

 鳳凰堂の屋根にある鳳凰像の本物や貴重な仏教美術を間近で見ることができます。

ご利益

  • 極楽往生
  • 開運
  • 厄除け
  • 商売繁盛(鳳凰が幸運を運ぶといわれるため)

アクセス

  • JR奈良線「宇治駅」から徒歩約10分
  • 京阪宇治線「宇治駅」から徒歩約10分

四季折々の風景とともに楽しめる、歴史と美しさが詰まったお寺です。ぜひ訪れてみてください。

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