京都・着物関連用語集
カテゴリー:京都名物

わらび餅(わらびもち)

わらび餅(わらびもち)は、わらび粉を主な原料にして作られる、日本の伝統的な和菓子のひとつです。透明感があり、ぷるぷるとした食感が特徴で、一般的にはきな粉や黒蜜をかけて楽しみます。

特徴

  • 原料:本来はワラビの根からとれるデンプン(わらび粉)を使いますが、高価なため、市販のものはサツマイモやタピオカ由来のデンプンが使われることが多いです。
  • 食感:柔らかく、もちもちとした弾力があり、口当たりがなめらかです。
  • 味わい:わらび餅自体はほんのり甘く、きな粉や黒蜜をかけることで風味が引き立ちます。

歴史と地域性

  • 関西地方や奈良、京都などで親しまれており、夏の涼を感じさせる和菓子として人気があります。
  • 関東では、餡を包んだ「くず餅」と混同されることもありますが、わらび餅は葛粉を使わず、独特の弾力があるのが特徴です。

冷やして食べると、さらに美味しくなるので、暑い季節にはぴったりのお菓子です。

カテゴリー

着物用語集一覧