京都・着物関連用語集
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足袋(たび)

足袋(たび)とは、日本の伝統的な靴下のような履物で、親指と他の指が分かれた形状をしているのが特徴です。主に和装時に草履や下駄と合わせて履かれます。

足袋の特徴

親指が独立した形: 草履や下駄の鼻緒をしっかり挟めるようになっている。
素材:綿や麻が主流で、最近ではストレッチ素材のものもある。
留め具:かかとの部分に「こはぜ」という金具があり、足首にしっかり固定できる。

足袋の種類

  • 白足袋:フォーマルな場で使われる一般的な足袋。
  • 黒足袋:主に男性の礼装や芸者・舞妓が履くことがある。
  • 柄足袋:カジュアルな着物やオシャレ用途に使われるデザイン性のある足袋。
  • ストレッチ足袋: 伸縮性があり、履きやすく動きやすい。
  • 地下足袋: 底がゴム製で滑りにくく、職人や祭りで履かれる実用的な足袋。

足袋の用途

  • 着物を着る際の必需品(特にフォーマルな場では白足袋が基本)。
  • 伝統芸能(茶道、華道、舞踊など)や祭りで着用されることも多い。
  • 現代ではファッションアイテムとしても人気(スニーカー風足袋などもある)。

足袋は、格式ある和装からカジュアルなおしゃれまで幅広く活躍します。
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