京都・着物関連用語集
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八坂庚申堂(やさかこうしんどう)

八坂庚申堂(やさかこうしんどう)は、正式名称を「大黒山金剛寺庚申堂」といい、京都府京都市東山区にあるお寺です。日本最古の庚申堂として知られています。

八坂庚申堂の特徴

1. 「くくり猿」

  • 色とりどりの布で作られた「くくり猿」が境内にたくさん吊るされています。
  • 「くくり猿」は手足を縛られた猿の形をしており、「欲を抑えること」で願いが叶うとされています。
  • 願い事を布に書いて奉納すると良いとされています。

2. 庚申信仰と青面金剛

  • 庚申信仰は、中国発祥の民間信仰で、人の体内にいる「三尸(さんし)の虫」が60日に一度の庚申の日に天に昇り、天帝に人の悪事を告げると考えられています。
  • これを防ぐために、庚申の日には寝ずに過ごす「庚申待ち」という風習がありました。
  • 本尊は「青面金剛(しょうめんこんごう)」で、厄除けや病気平癒のご利益があるとされています。

3. インスタ映えスポットとして人気

  • 境内にはカラフルなくくり猿がたくさん吊るされており、写真映えすることから、特に若い女性や観光客に人気のスポットとなっています。
  • 京都の観光名所「清水寺」や「八坂神社」からも近いため、多くの人が訪れます。

所在地:京都府京都市東山区金園町390
最寄駅:京阪電車「祇園四条駅」や阪急電車「河原町駅」から徒歩圏内
京都観光の際には、ぜひ立ち寄ってみてください!

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