京都・着物関連用語集
カテゴリー:京都名所

金閣寺(きんかくじ)

金閣寺(正式名称:鹿苑寺 ろくおんじ)は、京都市北区にある禅寺で、京都を代表する観光名所の一つです。
金色に輝く舎利殿(通称:金閣)が特徴的で、世界文化遺産(ユネスコ)にも登録されています。

金閣寺の特徴

1. 歴史と由来

  • 室町時代の将軍・足利義満が、1397年に自身の別荘「北山殿」として建設し、死後に禅寺となった。
  • 「金閣寺」という名称は、舎利殿の外壁が金箔で覆われていることに由来。
  • 1950年に放火事件で焼失し、1955年に再建された。

2. 建築と見どころ

  • 舎利殿(金閣):3層構造の美しい楼閣建築で、2層目・3層目が金箔で覆われている。/ 屋根には、輝く金の鳳凰が飾られている。
  • 鏡湖池(きょうこち):金閣を映し出す池で、四季折々の風景と調和する美しさが魅力。
  • 庭園:日本庭園の傑作で、池泉回遊式庭園としてデザインされている。
  • 陸舟の松(りくしゅうのまつ):足利義満が植えたと伝わる、船の形をした見事な松の木。

3. 世界遺産に登録(1994年)

  • 「古都京都の文化財」の一つとして、ユネスコ世界遺産に認定。

金閣寺は、日本の美を象徴する建築であり、京都旅行では必見のスポットです!
特に、池に映る金閣や四季折々の風景は、訪れるたびに異なる魅力を感じられます。

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