京都・着物関連用語集
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京漬物(きょうつけもの)

京漬物(きょうつけもの)とは、京都で作られる伝統的な漬物の総称です。京都の気候や風土、良質な地下水を活かして作られ、繊細な味わいと美しい見た目が特徴です。代表的な京漬物には以下のようなものがあります。

代表的な京漬物

  • 千枚漬(せんまいづけ):聖護院かぶら(京都特産の丸いかぶ)を薄くスライスし、昆布とともに甘酢で漬けたもの。ほんのり甘く、上品な味わい。
  • しば漬(しばづけ):主にナスやキュウリ、ミョウガを赤紫蘇とともに塩漬けにしたもの。独特の酸味と風味が特徴。
  • すぐき漬(すぐきづけ):すぐき菜(京都特産のカブの一種)を乳酸発酵させた漬物。ほのかな酸味と香りがあり、健康効果が高いと言われる。
  • 壬生菜漬(みぶなづけ):京都の壬生菜を塩漬けにしたもの。シャキシャキとした食感が特徴で、あっさりした味わい。

京漬物は、京都の伝統的な食文化を代表する食品の一つで、白ご飯との相性が抜群です。お土産や贈り物としても人気があります。

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