京都・着物関連用語集
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八坂神社(やさかじんじゃ)

八坂神社(やさかじんじゃ)とは、京都市東山区に位置する神社で、古くは「祇園社」とも呼ばれ、日本全国に約3,000社ある祇園信仰の中心的存在です。祭神である素戔嗚尊(すさのおのみこと)は、厄除け、病気平癒、商売繁盛の神として信仰されています。特に、毎年7月に行われる「祇園祭(ぎおんまつり)」の舞台として有名です。

見どころ

1.西楼門(にしろうもん)

鮮やかな朱塗りの門は八坂神社の象徴で、参拝客を迎える入口として人気の撮影スポットです。

2.本殿

本殿は国の重要文化財に指定されており、「祇園造」と呼ばれる独自の建築様式を持っています。

3.美御前社(うつくしごぜんしゃ)

美の神様が祀られており、美容の祈願をする女性が多く訪れます。境内にある「美容水」は、肌に塗ると美しくなると伝えられています。

4.舞殿

神楽や奉納の舞が行われる場所で、提灯が吊るされた風景がとても印象的です。

八坂神社の魅力

八坂神社は、厄除けや健康を祈願するために訪れる参拝者だけでなく、祇園祭やライトアップされた境内を楽しむ観光客にも人気のスポットです。また、境内は夜でもライトアップされており、昼間とは異なる幻想的な雰囲気を味わうことができます。
特に祇園エリアと隣接しているため、観光ついでに立ち寄りやすい場所として、多くの人に親しまれています。

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