京都・着物関連用語集
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伏見稲荷大社(ふしみいなりたいしゃ)

伏見稲荷大社(ふしみいなりたいしゃ)とは、京都市伏見区にある神社で、日本全国に約3万社ある稲荷神社の総本宮です。商売繁盛や五穀豊穣を祈願する神社として知られ、特に千本鳥居(せんぼんとりい)が有名で、国内外から多くの参拝者や観光客が訪れる人気のスポットです。

伏見稲荷大社の特徴

1.御祭神(ごさいじん)

主祭神は稲荷大神(いなりのおおかみ)で、商売繁盛、農業の守護、家内安全などのご利益があるとされています。
狐(きつね)は稲荷大神の使いとされ、境内には狐の像が多数置かれています。

2.千本鳥居

鳥居が連なってトンネルのようになった光景で、伏見稲荷大社を象徴する名所。鳥居は参拝者や企業からの奉納によるもので、赤い鳥居が山道に沿って並んでいます。

3.稲荷山全体が神域

伏見稲荷大社の境内は広大で、稲荷山全体が神域とされています。山の頂上まで登る参拝道は約4kmあり、徒歩で2〜3時間かかります。

歴史

創建は奈良時代(711年)とされ、日本最古の稲荷神社の一つです。
稲荷信仰は平安時代に宮廷で盛んになり、江戸時代には商人や庶民の間で広まりました。
現在も多くの人々が商売繁盛や願掛けのために参拝しています。

伏見稲荷大社の魅力

伏見稲荷大社は、商売繁盛を願うビジネスパーソン、五穀豊穣を願う農業関係者、さらには観光客まで幅広い人々に親しまれています。特に千本鳥居は、日本の伝統文化と自然が融合した独特の景観を楽しめる場所として、海外からも注目を集めています。

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