京都・着物関連用語集
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渡月橋(とげつきょう)

渡月橋(とげつきょう)とは、京都市右京区と西京区を結ぶ桂川(かつらがわ)に架かる木造の橋で、嵐山のシンボル的な存在です。その名は、鎌倉時代に亀山上皇が「月が橋を渡るようだ」と感嘆したことに由来していると言われています。嵐山エリアを代表する観光名所の一つで、四季折々の美しい景観が楽しめます。

渡月橋の特徴

1.歴史的な背景

渡月橋の歴史は非常に古く、平安時代に初めて架けられたとされています。その後、何度も修復や再建を経て、現在の橋は1934年に完成したものです。

2.全長約155メートルの橋

橋の長さは約155メートルで、木造風のデザインが周囲の自然景観と調和しています。

3.四季の風景との調和

春は満開の桜、夏は深い緑、秋は鮮やかな紅葉、冬は雪景色と、季節ごとに異なる風情を楽しむことができます。

名前の由来

「渡月橋」という名前は、亀山上皇が船で川を渡った際に、満月が橋の上を渡るように見える美しい景色を見て名付けたと言われています。このエピソードからも、橋が持つ情緒豊かなイメージが伝わります。

渡月橋は、京都の嵐山エリアを象徴するスポットであり、訪れる人々に日本の美しい自然と歴史を感じさせる場所です。

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