京都・着物関連用語集
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振袖(ふりそで)

振袖(ふりそで)とは、未婚の女性が着用する日本の伝統的な着物の一種で、特に袖が長いのが特徴です。華やかで優雅なデザインが施されており、主にフォーマルな場面で着られます。

振袖の特徴

  • 振袖の最大の特徴は袖の長さです。袖丈(袖の長さ)は一般的に85cmから120cm程度あり、これは未婚女性の若さや純粋さ、華やかさを象徴しています。
  • 振袖には花や季節のモチーフが多く使われており、色鮮やかで豪華な模様が施されています。
  • 絹を用いた高級な素材が多く、染めや刺繍など、日本の伝統的な技術が反映されています。
  • 振袖は最も格式の高い女性用着物の一つであり、フォーマルな場で着用されます。

振袖の種類

  • 大振袖(おおふりそで): 最も袖が長いタイプ。結婚式で花嫁が着用することが多いです。
  • 中振袖(ちゅうふりそで): 袖丈がやや短め(約100cm前後)の振袖で、成人式や卒業式などに適しています。
  • 小振袖(こふりそで):袖丈が短め(約85cm前後)の振袖で、カジュアルな場面や踊りの衣装などに使われることがあります。

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