こんにちは。
毎日、残暑が厳しい日が続きますね。皆さま、お体の方は大丈夫ですか?
今日も暑い中、たくさんのお客様においで頂きました。ありがとうございます。
今日は、舞妓さんのお話を少し致しましょう。
舞妓さんのいる花街は、祇園甲部、先斗町(ぽんとちょう)、上七軒、宮川町、祇園東の五つの花
街に分かれています。
舞妓さんは、なりたいからといってすぐになれるものではなく、だいたい二十歳ぐらいまでと限ら
れており、お座敷に上がるまでに「仕込みさん」という、修行期間があり、このときに、花街のしきた
り、行儀作法、京言葉、踊りなどを学ぶのだそうです。なかなか、自由もないようです。
一見、とても華やかに見える舞妓さんの世界ですが、立派な舞妓さんになられるまでには、大変
な思いをされているのでしょうね。
そうして、仕込みさんの修行が終わり、舞妓さんデビューの一カ月前からは、「見習いさん」として
お茶屋さんの仕事を手伝いながら、お座敷に出るための勉強をされます。
帯も見習いさんは「半だら」という短めの帯、デビューして店出し後は「だらりの帯」になるそうで
す。また、京都にお越しの際、もしかしたら、舞妓さんをお見かけすることがあるかもしれません
ね。
それでは、ごめんやす。
担当:本店 中西