特集・コラム

特集・コラム

桜情報 清水寺から丸山公園に至るルート

桜情報 清水寺から丸山公園に至るルート

京都の桜

春、待ちに待った桜が開花します。
京都旅行はとりわけ春の桜と秋の紅葉のシーズンが人気です。京都の桜は人々を引きつけてやみません。
人気の理由は桜と街並みの調和が美しく、歴史や文化を感じることができるからではないでしょうか。

レンタル着物岡本の6店舗(本店・清水寺店・祗園店、八坂の塔前店、八坂神社店・清水東山店)が店を構える東山区には桜の名所が揃います。
周辺は文化庁によって伝統的建造物群保存地区に指定された京都らしく美しい景色が続きます。ちなみに文化庁は2022年に京都に移転予定です。

今回は清水寺から三年坂と二年坂をくだって、ねねの道を通り円山公園に至る
徒歩で散策できるおすすめのルートをご案内します。

清水寺付近

清水寺

いわずとしれた京都屈指の観光名所は桜の名所でもあります。
境内には1000本以上の桜が植えられ、絵巻物さながら千本桜の世界が訪れる人々を魅了します。清水寺の舞台からも桜が観賞できます。
春のシーズンは夜間拝観も行われ桜がライトアップされます。
日中の桜も楽しむも良し、夕暮れの京都盆地と桜を眺めながら夜間拝観に備えるのも良いでしょう。

清水寺は古くから観音信仰の場所です。ライトアップ期間中、夜桜とともに観音様の慈悲をあらわす青い光が真っ直ぐ西の空へ伸びる様子を見ることができます。 

三年坂

清水寺の参道をくだると三年坂と呼ばれる階段があります。その階段の中腹に大きな枝垂れ桜の木があります。
清水寺付近で最もはやく咲く桜のうちのひとつです。
この枝垂れ桜が開花すると今年も桜のシーズンがやってきたなと実感します。
非常に絵になる場所で存在感を放つ桜なので多くの人がカメラに収めようとします。
しかし桜に見とれて転ばないように注意しましょう。三年坂で転ぶと寿命が三年縮んでしまうという言い伝えがあります。
でも、ご安心ください。三年坂をおりたところで瓢箪が売られていますが、この瓢箪には転んで抜け出た魂を戻してくれる力があるとされています。

そのほか清水寺周辺の桜情報

三年坂を下りてすぐの興正寺の参道にも桜並木があります。

お隣の青龍苑のお庭にも桜が咲きます。

また清水寺まで来られる際には東山大路通りを通って来られる方が多いと思いますが、大谷本廟(西大谷)の桜も立派で大通りからも見えます。

高台寺付近

ねねの道①

三年坂をおりて道なりに行くと二年坂と呼ばれる階段が再びあります。
階段をおりて進むと石畳の道と桜並木が見えてきます。こちらは、ねねの道と呼ばれる道です。
近くの高台寺を建立した豊臣秀吉の北の政所ねねの名前から取られました。円山公園まで至る道のりは京都らしい風情があります。

高台寺

高台寺は、ねねによって亡き秀吉の菩提を弔うために建立されました。
文字通り高台に建てられていて池を中心とした回遊式庭園を散策することができます。
高台寺では白砂が美しい枯山水の庭で枝垂れ桜を見ることができます。

近年の夜間拝観ではプロジェクトマッピングも行われています。アートや最新テクノロジーとお寺の伝統が掛け合わせられた驚きの表情を見せてくれます。
また高台寺のなかには竹林が存在します。桜以外に竹林での写真も撮ることができるのでおすすめです。
夜間拝観も行われています。

ねねの道②

高台寺を出発して円山公園への道中、大雲院の塀添いに咲く桜も目を楽しませてくれます。

こちらでは祗園祭の山鉾を彷彿させる塔が目を引きます。金閣寺、銀閣寺になぞらえて幻の銅閣とも呼ばれます。

円山公園付近

祇園しだれ桜は京都の桜のなかでも特に有名で円山公園のシンボル的存在です。桜守によって管理されてきました。
また園内には680本の桜が咲き誇ります。夜になると篝火が焚かれ、夜桜や宴会を楽しむ人で賑わいを見せます。

そのほか円山公園周辺の桜情報

円山公園のとなりの知恩院でも桜が咲いています。入り口の堂々した三門の周りに咲く桜をはじめ境内で桜が見られます。

また知恩院の古門前通りには早咲きの桜が植えられているので一足早い桜を楽しめます。


もしお時間があるなら円山公園から岡崎やインクラインがある蹴上方面、または祇園白河沿いの桜を見に行くのもよいでしょう。

番外編

八坂庚申堂

八坂の塔のすぐ下に八坂庚申堂があります。
参拝したあとは、境内に鈴なりに奉納されている色とりどりの「くくり猿」の前で写真を撮ることができます。
Instagramでもお馴染みの場所で、こちらを旅の目的にして来られるお客様も大勢いらっしゃいます。

入り口に生えている八重桜は一般的なソメイヨシノより開花が遅いです。
ソメイヨシノのシーズンより後から来られる場合は立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

京都の桜を満喫するには

道路状況が混みあいますので移動にお時間がかかることが想定されます。
朝のうちに早めに移動を開始したり、お昼を予約して混雑を避けて、夜のライトアップで夜桜を鑑賞する…など工夫して桜を満喫したいものです。

要所で控えている人力車に搭乗して案内付きで桜をめぐるのも良いでしょう。
人力車に乗られたお客様から素敵な写真を撮ってもらったと、よくうかがいます。

事態にあわせて

出発地点を円山公園にして清水寺へ行くルートを取るのも有りです。
例年は清水寺、高台寺、円山公園ともにライトアップが行われていましたが、今年の夜間拝観は変更になるかもしれませんので事前に確認をしてからご出発ください。

京都着物レンタルといえば

京都で着物レンタルをするとしたらレンタル着物岡本にお任せください。
またレンタル着物岡本では翌日返却やホテル返却など返却方法をご用意しておりますので、夜もゆったりと観光ができます。

着物を選ぶとしたら

桜に合わせてピンク色の着物を着るのも良いかもしれませんが、水色や緑など違う色を選んで桜とコントラストをつけると写真映えするのでおすすめです。パステルカラーでコーディネイトするのも春らしい印象に仕上がります。

桜柄の着物も各店舗たくさんご用意をしております。
桜は日本の国花なので桜柄の着物は一年を通して着ることができますが、シーズンより早くに京都を訪れた場合には桜柄の着物を選んでみてはいかかでしょうか。
先取りのお洒落を楽しみましょう。

美しい京都の桜

歌人の与謝野晶子はこの界隈を訪れて
「清水へ祇園をよぎる桜月夜 こよひ逢ふ人みな うつくしき」
と歌を詠んでいます。
桜の美しさとお洒落をして浮き立つ人々の様子は今も昔も変わらないのでしょう。

桜のシーズンの京都は、ご紹介した場所以外の何気ない所でも思わず立ち止まってしまうような美しい光景が見られます。

美しい桜、美しい名所や街並み、美しい着物姿が織りなすハーモニーを京都で体感してみてはいかがでしょうか。