特集・コラム

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東山の写真映えスポット ~八坂通りから清水坂まで~

東山の写真映えスポット ~八坂通りから清水坂まで~

◆思い出の写真はいくつお持ちですか?

何気なく過ごす日常を切り取った写真。
大切な人との時間を切り取った写真。
家族だから自然な表情。
友達にしか撮れない表情。
恋人だから撮れる表情。
 
大切な写真をいくつお持ちでしょうか?
 
今回は京都の四季や町並みと一緒に
「楽しかった時間が蘇る生きた写真」の撮り方をご紹介できればと思います。
 
 
 
日本が世界に誇れるものの1つ、四季。
特に四季が映し出す京都の風景には眼を見張るものがあります。
「京都には何百回来ても違う顔がある」
誰もが魅了される京都はしばしばそう称され、実際に決まった季節に必ず京都を訪れる方や、季節が変わるたびに足を運ばれる方が沢山いらっしゃいます。
 
そんな京都での写真。
 
「春」「夏」「秋」「冬」のそれぞれの季節が京都の自然の風景を彩り、楽しませてくれ、写真がかもしだす雰囲気も変わってきます。
散策しながら「京都ならでは」の写真も残したいですよね。
 
 
借景完璧!『八坂通り〜清水坂』を中心に店舗から歩いて行けるおすすめ写真スポットをご紹介します。
 

①石畳の八坂通り

バス通りから八坂通りへ一歩入ると 石畳のゆるやかな上り坂、京都らしい風情ある街並みが現れます。
正面には八坂の塔の愛称で親しまれている法観寺の「五重の塔」の姿が。
太陽の登る時間帯はパワーチャージを感じられます。
石畳の両端には京土産、和スイーツの店が軒を連ねインスタ映えチャンスが多く、世界遺産である清水寺までつづきます。
 

②八坂庚申堂

 
八坂の塔の少し手前右側には、SNSで話題のフォトジェニックスポット 。
八坂庚申堂は通称で正式には大黒山金剛寺(こんごうじ)。
庚申(こうしん・かのえさる)とは干支の猿の事で、「くくり猿」の由縁でもあります。
目印はオレンジの門。門をくぐったらまずは本堂で参拝しましょう。
境内にはカラフルな玉で溢れています。このカラフルなお手玉みたいなポコポコした可愛いものの正体は「くくり猿」という手足をくくられた猿の姿をしているお守り。願いをペンで書き込んだ"くくり猿"を吊るして撮影も良いですね。
 
スッと伸びた首元が見えるように撮ると、小顔効果がありますし、上目遣いでキュートな印象に、伏し目がちに視線を下に向けて大人っぽい印象になります。
 
色鮮やかな背景は、フィード上に多くの写真が並んでいる中でぱっと人の目を惹きつける効果があります。
インスタ映え必須アイテムを手軽にレンタルできる着物姿で、くくり猿を背景に撮るのがおすすめです。
 
【住所】京都市東山区金園町390
【電話番号】075-541-2565
【拝観時間】9:00~17:00
【拝観料】無料  くくり猿:500円
 ※本堂に参拝していない人は写真撮影禁止
【アクセス】
 京都市営バス「清水道」または「東山安井」バス停から徒歩3分

③法観寺「五重の塔」(八坂の塔)

ここからの風景は八坂の塔の撮影ベストポイントとなるので是非立ち寄りたいところです。
 
「八坂の塔」を通り過ぎて緩やかな坂道を約200m上がったあたりで、後ろを振り返ってみましょう。
すると今まで上がってきた道の先には堂々たる「八坂の塔」が!石畳の両側は京都らしい和の建物が盛り立ててくれて、素晴らしい景観となっています。
 
上から見る八坂の塔、ココから見る夕陽はとても美しく、つい写真におさめたくなります。
 
【住所】京都府京都市東山区八坂上町388
【基本拝観時間】9:00~16:00
【拝観料】中学生以上 500円
【休業】不定期
【備考】※公開は不定期、要電話確認
 ※急階段のため中学生未満は拝観不可◦            
【アクセス】
 京都市営バス「清水道」または「東山安井」バス停から徒歩3分

④二寧坂(二年坂)


産寧坂の下の坂だからそう名付けられたといわれている二寧坂。
石畳の通りに沿って瓦屋根の日本家屋が建ち並ぶ情緒ある街並みは、どこを切り取っても京都らしさを感じさせてくれます。
お洒落なカフェや和風雑貨のお店なども多く、着物姿の女性もたくさん歩かれています。

⑤産寧坂

周辺も景観が守られており、その光景、風情はまさに京都そのものといった感じです。
雨上がりの濡れた石畳は艶やかで色っぽく仕上がります。
 
片方の袖を見せるように少し斜めに立つポーズもおすすめです。
斜めに立つときに、方足は少し前に出し、方足は少し引くようにします。
このポーズを撮るときには袖口をキュッと掴み、袖をピンと見せましょう。
 
着物姿をきちんと残しながらも、雰囲気のある写真が撮れますね。
 
枝垂れ桜が咲きはじめると、早朝からライトアップが終わる時間まで沢山の観光客で賑わいます。
 
 
さて、こちらでスポットはバッチリです。
 
京都に溶け込むフォトジェニックな写真、いくつものスポットに違和感なく溶け込み、瞬間の彩りまで閉じ込める写真…
ここからは日常の延長ではなく、非日常の切り取りとしてお着物を着られての撮影をお勧めしたいと思います。
 
 

◆着物があるから、美しい

着物そのものに風情あるので、何気ない風景や街並みをバックに撮った写真でも着物を着るだけで自然とフォトジェニックな雰囲気に仕上がります
 
 
さて、先述の写真スポットで撮影場所はバッチリですが、
いざ写真を写す時 どうすれば
「何度も見返したくなる、思い出が蘇る写真」を撮ることが出来るでしょうか。
 
 
笑顔でピース…こちらもとても素敵ですが
アルバムを見返してみると全て同じポーズで同じ表情…そんな方も多いのではないでしょうか。
 
まずは写真を撮るときに、たまには目線を外してみてはいかがでしょう。
手に持っている物を見たり、レンズの外側を見るようにすると、着物姿ならではの上品な雰囲気を出すことができます。遠くを見つめて少し物憂げな表情をするのもおすすめです。
手元を見ての撮影に挑戦する場合には
手に持つ物にも工夫が必要です。
絵馬、桜の花びら、落ち葉、手毬…
京都を歩けば周りはフォトジェニックなもので溢れています。
「何度も見返したくなる思い出が蘇る写真」
の為にはその時の思い出が詰まったものを選ぶ事が大切です。
家族と見た綺麗な桜の花びら
恋人と書いた絵馬
友達と一緒にひいたおみくじ
その時その時 大切に思った忘れたくない物を選ばれてはいかがでしょうか。
 
 
 
着物での写真撮影で意外と忘れがちなのが後ろ姿の飾り帯。小紋での散策着物では、後ろの飾り結びは着付師の腕の見せ所です。
結び方は何百通りとあり、角度によっても帯や着物の表情が変わります。
 
華やかな帯が写るように、バックやサイドから撮るようにすると、角度により帯の見え方も変わり、何より被写体の顔の角度も変わるので、また雰囲気の違った写真になります。
正面を向いた写真もいいのですが、振り返った感じの写真もヘアスタイルと横顔が綺麗に撮れ、おすすめです。
 
 
 
京都には散策しながら楽しめる写真スポットがたくさんあります。
 
大切な人との写真はその場の空気までも閉じ込めます。
心が投影されてみえてくる写真。
そこでしか撮れない思い出の1枚がきっと見つかるはずです。
 
写真には不思議な力があります。
懐かしい写真に記憶を甦らせても幸せな気持ちになりますし、写真を見るたびに新しい発見がある事もあります。
その時には気付けなかった自分の中の感情に気付く事もあると思います。
 
京都にも不思議な力があります。
京都の力と写真が持つ力が合わさった時に
1枚の写真に閉じ込める事が出来る思い出には計り知れない魅力が宿ります。
 
「写真を撮りに」京都に来られる方が多い理由もここにあるのかもしれません。
 
 
 
何回も訪れて思い出の場所を回りながらの撮影も素敵ですし、新しいお店やスポットでの撮影も楽しみの一つです。
その瞬間を切り取る写真だからこそ、刹那的な魅力を閉じ込める事ができるのだと思います。
 
いつ来ても表情が違う京都。
1枚1枚を大切にシャッターを切りに来られてはいかがでしょうか。
 
大切な思い出や忘れたくない1枚が増え、人生に彩りを与えてくれるはずです。


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レンタルきもの岡本 清水東山店

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〒605-0855 京都市東山区辰巳町110-9
電話 075-533-8900 / FAX 075-533-8910
E-mail kiyomizuhigasiyama@okamoto-kimono.com
最寄り停留所:市バス 清水道 停留所前

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