京都嵐山というと、京都の代表的な観光地その中の渡月橋と並び、有名なのが竹林の小径です。
今回はその竹林の小径とその周辺のことをご案内しましょう。

京都駅から嵯峨野線で約20分。
嵯峨嵐山駅下車、南口を出たところ西に歩いていくと竹林の入り口に着きます。
その小径を歩いていくと、ためらいなく真っすぐ伸びた美しい竹林が広がります。
その中で目に留まるのが着物を着た人たちが思い思いのポーズを決めて、カメラのシャッターを切っているところです。
確かに竹林と着物姿はよく合います。とっても素敵ないちおしフォトスポットです。
みなさんいろんな着物を着て楽しんでいます。これからの季節は浴衣レンタルもいいですね。
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ところで、竹の子が成長して竹になるスピードがぶっちぎりに早いことはご存知ですか。
雨が降ると1日に１ｍくらい伸びることもあるそうです。”雨後の筍”の語源の要因だと思います。
春には新緑の中に茶色の皮に覆われた、筍が伸びた竹になる前のものを目にします。
毎年食べている筍が伸びるとこうなるのかと、興味深いですね。

そこを道なりにあるいてゆくと野宮神社があります。
日本最古の黒木鳥居をくぐると、源氏物語“賢木の巻”にも美しく描写されている世界がひろがります。
平安時代のはじめ野宮は斎王（伊勢神宮に仕える皇族）に選ばれた皇女や女王が、伊勢に行く前に身を清める場所でした。
神社になったのは南北朝時代のことです。
現在は縁結びや子宝安産のご利益がある神社として有名です。

野宮神社の左の小径を上がっていくと大河内山荘につきあたります。
そこを右に歩いていくとトロッコ列車嵐山駅、その横に小倉池という蓮池があり
その向かい側に御髪神社という日本で唯一の髪の神社があります。

祭神には藤原采女亮政之（うねめのすけまさゆき）を祀っています。
亀山天皇の時代、皇居の宝物護衛をしていた政之の父が宝刀の“九王丸”を紛失し、それを探す旅に同行した政之が生活の糧を得るために、庄屋の婦女の髪を結って父を援助したといいます。これが髪結い職の始まりとなりました。
今も神社は理、美容業界の人たちから崇拝され、昭和初期まで全国の理、美容業者は政之の命日１７日を毎月の定休日としていたそうです。

資格試験の合格祈願だけでなく、頭髪の不安のある人びとにも崇敬されています。　　
境内に奉納された絵馬には「髪が増えますように」といった切実な願いも少なくありません。
嵐山観光の折には、こんなマニアックな神社はどうでしょうか。

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「レンタル着物岡本　京都駅西店」
京都駅西店はJR京都駅から1駅の「梅小路京都西」駅から連結ロ直結にあります。
京都駅周辺や、嵯峨野線を利用して嵐山方面への観光にもおすすめの好立地です。
嵐山へは乗り換えなしの約15分です。

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【この記事の著者】
レンタル着物岡本 京都駅西店
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