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干支の狛犬で巡る京都の神社仏閣 ~生まれ年の干支の狛犬がいる寺社にお参りしてご利益アップ!!~

干支の狛犬で巡る京都の神社仏閣 ~生まれ年の干支の狛犬がいる寺社にお参りしてご利益アップ!!~

みなさん、お正月や旅行で神社へお参りに行かれたことがあると思いますが、神社といえば何をイメージされますか? おそらく、鳥居やお賽銭箱、御朱印、おみくじ等が多いかと思われます。狛犬をイメージされる方は少ないのではないでしょうか。
 
神社の入り口や拝殿前に必ず置かれている狛犬。何となく前を通り過ぎていて、意識して立ち止まって見ることはないと思いますが、最近では狛犬の写真を撮って神社巡りをされる狛犬ファンの方もいるそうです。
今回は、狛犬の役割や種類、干支の狛犬が居る京都の神社仏閣をまとめました。

◆狛犬とは?

名前は狛犬なのに犬じゃない!?-狛犬の意味と役割

狛犬は神社の入り口、参道、拝殿の前に左右2体(一対)で置かれている姿が多いです。
本来の呼び名は「獅子・狛犬」でしたが、次第に前の獅子が呼ばれなくなり、一対を総称して「狛犬」に定着したそうです。
 
獅子や犬に似ていますが、空想上の霊獣(霊的な力が強いとされる獣)とされています。
狛犬には、神聖な場所に邪気が入るのを防いだり、魔除けとしての役割があるそうです。
また、狛犬は神社に置かれているイメージがありますが、寺院に置かれている所もあります。
 

スフィンクスは遠い祖先?!-狛犬のルーツ

 狛犬の起源は諸説ありますが、古代オリエントと言われています。
古代オリエントで、ライオン(獅子)は国王の権力の象徴であるとともに、神や国王の最強の守護獣とされていました。

エジプトの王墓のピラミッドを守護するスフィンクスもその思想に由来して作られました。
「スフィンクスは狛犬の先祖」とは言い過ぎかもしれませが、同じ思想で作られたものと言えるでしょう。
 
ライオン崇拝の思想は、その後インドへと伝わり、仏像の台座の左右にライオンが彫られ、それが後の「獅子座」(釈迦が説法する場所)となります。時代を経て仏像の左右に獅子像(ライオン)が置かれるようになりました。
 
シルクロードを通って仏教と共に中国へ入ってきた獅子像は、中国古来の霊獣と融合して「唐獅子」に変化しました。そして、中国でも皇帝を守護する守護獣として、獅子の像が彫られました。
 
狛犬の伝来については諸説ありますが、中国の唐の時代に仏教と共に遣唐使が持ち帰ったという説が有力です。
そして、その後は日本独自の狛犬の形が確立されていきました。
 

狐や牛の像も狛犬?-狛犬の種類

狛犬は元々「獅子・狛犬」と呼ばれていましたが、どちらも空想上の霊獣で「犬」ではありません。
獅子の元になっているライオンも当時の日本には居ませんでした。
 
江戸時代に入って、中国から伝わった本物の狛犬を見ることがない石工が狛犬を作っていたので、「犬」のような狛犬が増えたと伝えられています。
近世から現代にかけて狛犬の形態は多種多様となり、各地の神社に膨大な数が造られています。
 
「狐」や「牛」、「うさぎ」などといった他の動物の狛犬が置かれている神社もあります。
これらの動物は一般的に「神使(しんし)」いい、共にお祀りされている神様のお使いであるとされています。
守護獣である狛犬とは役割が違うので、狐の像、牛の像、うさぎの像と呼ぶべきかもしれません。
 
京都の神社仏閣では昔ながらの「獅子・狛犬」型から現代風の多種多様の狛犬を見ることができます。
また、干支にゆかりのある神社仏閣も多く、京都で十二支の干支の狛犬が揃います。
 
浴衣や着物を着て、生まれ年の干支の狛犬がいる神社へお参りすると、ご利益がアップしそうですね!
 
ここからは干支の狛犬がいる京都の神社やお寺をご紹介します。
ご紹介する神社やお寺はすべて、レンタル着物岡本のほとんどの店舗から徒歩で行くことができます。当店で浴衣や着物に着替えて、生まれ年の狛犬がいる神社やお寺へお参りに行かれてはいかがでしょうか♪
 
ご紹介する寺社の情報や画像は最新のものではありません。ご参拝される場合は事前にご確認をお願いいたします。
 
 

◆干支の狛犬で巡る京都の寺社①-高台寺 天満宮(うし)

高台寺天満宮は、北政所ねねが高台寺を創建する際、日頃から崇拝していた綱敷天満宮の祭神・菅原道真公を勧請して、高台寺の鎮守社として建てられたものです。
祭神の菅原道真公は、牛にまつわる伝承が数多く残っていることから、牛は道真公のお使いとされています。
 
【住 所】京都市東山区高台寺下河原町526
【電話番号】075-561-9966
【Webサイト 】https://www.kodaiji.com/
 
 

◆干支の狛犬で巡る京都の寺社②-建仁寺 両足院 毘沙門天堂(とら)

建仁寺の東側、両足院の北隣に建っている毘沙門天堂は、両足院の鎮守社です。
虎やムカデは毘沙門天の神使と伝わっています。この事から、毘沙門天堂の境内では、あちらこちらで虎やムカデを見ることができます。もちろん本物はいませんのでご安心下さい。
 
【住 所】 〒605-0811 京都府京都市東山区大和大路通四条下る4丁目小松町591
【電話番号】 075-561-3216
【Webサイト】 https://ryosokuin.com
 

◆干支の狛犬で巡る京都の寺社③-建仁寺 禅居庵 摩利支天堂(いのしし)

建仁寺 禅居庵には日本三大摩利支天とされる秘仏の摩利支天像が祀られています。
摩利支天が猪を眷属(けんぞく)として従え、7頭の猪に座すことから亥年の守護神とされています。境内は四対の猪の狛犬をはじめ、手水舎の口から水が流れる猪など、猪でいっぱいです。
 
【住 所】 京都市東山区大和大路通四条下る4丁目小松町146
【電話番号】 075-561-5556
【Webサイト 】 https://zenkyoan.jp
 
 

◆干支の狛犬で巡る京都の寺社④-八坂神社 大国主社(うさぎ)

 八坂神社の本殿の近くにある大国主社は、大国主命・事代主命・少彦名命を祀っています。
大国主命は、出雲の神さまで俗に「大黒さん」といわれる福の神であり、縁結びの神とされています。お社の前には、神話「因幡の白兎」をモチーフにした大国さまと白うさぎの石像が置かれています。石像の後ろには「八坂紋結び」があります。八坂神社の御神紋である「祇園木瓜」をかたどって編まれた飾り結びです。縁結びのご利益がアップしそうですね!
 
【住 所】京都府京都市東山区祇園町北側625
【電話番号】075-561-6155
【Webサイト 】http://www.yasaka-jinja.or.jp/
 

◆干支の狛犬で巡る京都の寺社⑤-伏見稲荷 八霊社(十二支すべて)

最後に十二支の狛犬すべてがそろう伏見稲荷 八霊社をご紹介します。

 八霊社は、伏見稲荷大社とは別法人で、稲荷山にたくさんあるお社の一つと考えられます。
伏見稲荷大社の裏参道にありますが、本殿からだと徒歩5分ほどで行くことができます。
八角形の台座の上に伏見稲荷大社の主祭神でもある宇迦之御魂神(うかのみたまのみこと)の御神像が祀られています。

御神像を取り囲んで、台座の上に十二支の狛犬(像)が干支の方角に守り配置されています。
 
いつでも、生まれ年の干支を参拝できるのは嬉しいですね。
もし、伏見稲荷大社へ行かれることがあれば、八霊社で生まれ年の狛犬を探してお参りしてはいかがでしょうか。
 
【住 所】京都府京都市伏見区深草開土口町5−3
【電話番号】075-641-6883
【Webサイト 】https://kanriki-kyoukai.jimdofree.com/
 
 

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【この記事の著者】
レンタルきもの岡本 八坂の塔前店
〒605-0827 京都市東山区八坂上町374
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