映画 第49作『男はつらいよ 寅次郎紅の花ハイビスカスの花 特別篇』から約四半世紀。2020年、舞台を大阪に変えて、「贋作 男はつらいよ」として寅さんが現代に。
寅さんを演じるのは、関西の落語家・桂雀々。寅さんにふんして注目を集めた落語会「桂はつらいよ」。その風貌が似ていることで、山田洋次監督自らが新しい寅さん像を着想した『贋作　男はつらいよ』。寅さんの妹のさくら役の常盤貴子とそのファミリーも、みんな大阪弁をしゃべる。設定を現代に置き換え「贋作」をうたうが、“本物の本物による「贋作」”であることが、ドラマの一番の見どころです。

レンタルきもの岡本より着物の衣装提供をさせて頂いたのは、第3話、第4話に登場する田中泯さんと田畑智子さんの2名になります。
映像のテイストや役柄に合った着物を提供できましたので、もしよければお二人の着物姿にも注目してご覧頂ければ幸いです。