特集・コラム

着物を着る時に気を付けたい所作
京都観光で着物を楽しむ際、見た目の美しさだけでなく「所作」も、着物の美しさを引き立てる大切なポイントです。
せっかく着物を着るなら、ただ着るだけでなく、立ち居振る舞いにも少し気を配ることで、より上品で美しい印象を演出することができます。
京都の街並みは、石畳や歴史ある建物が多く、和装との相性が抜群です。
その中で着物での「所作」を意識すると、より一層着物での特別な時間を過ごすことができますよ。
■歩き方
歩き方

まず意識したいのは「歩き方」です。
着物は洋服に比べて動きに制限があるため、普段と同じように歩こうとすると、どうしても着崩れにつながったり、はだけて見えてしまい不格好になってしまいます。
着物を着たときは、歩幅を小さくし、内股気味にゆっくり歩くことが基本です。
足を大きく開かず、すり足に近いイメージで歩くことで、自然と上品な印象になります。
また、背筋を伸ばし、目線を少し遠くに向けることで、姿勢全体が美しく見えます。
祇園や清水寺周辺など、観光客の多いエリアでも、落ち着いた歩き方をすることで写真映えしやすく、京都らしい雰囲気をより引き立ててくれます。
階段や坂道での歩き方
さらに「階段や坂道での所作」も重要です。
京都は坂道や階段が多く、特に清水寺周辺や産寧坂、二寧坂などでは、着物の裾に注意が必要です。
歩く際は、片手で前の裾を軽く持ち上げることで、踏んでしまうのを防ぎつつ、動きやすさも確保できます。
このとき、大きく持ち上げすぎるのではなく、少しだけ持ち上げるのがポイントです。
■座り方
座り方

次に大切なのが「座り方」です。
観光の途中でカフェに入ったり、休憩したりする場面も多いですが、着物での座り方には少しコツがあります。
椅子に座る際は、帯がつぶれないように浅く腰掛けることがポイントです。背もたれに深く寄りかかると帯が崩れてしまうため、背筋を伸ばしたまま軽く腰をかけるように意識しましょう。
観劇などで長時間座る予定がある場合は、「名古屋帯プラン」や「訪問着プラン」を選んで帯結びが崩れにくいお着物のプランを選ぶと◎
また、座る前に軽く裾を整え、両膝を揃えて座ることで、より美しい印象になります。
立ち上がる際も、着物の上前を軽く押さえながらゆっくりと動くことで、所作の美しさが際立ちます。
食事の際

着物での「食事の際の所作」についても少し意識してみましょう。
浅く椅子に腰かけ、食器を持つ際などは、袖が料理に触れてしまわないよう袖を軽く押さえることが大切です。
また、前かがみになりすぎると着崩れの原因になるため、背筋を伸ばしながら動作を行うことを心がけましょう。
ナプキンやハンカチを膝の上に置くと、汚れ防止にもなり安心です。
着物での食事は少し緊張するかもしれませんが、基本を押さえれば問題なく楽しむことができます。
■写真を撮る時
写真を撮る時

そして、「写真の撮り方」も重要なポイントです。
着物姿を美しく残すためには、立ち方やポーズにも工夫が必要です。
正面を向いて立つだけでなく、少し体を斜めにし、足元を揃えることで、着物のラインがきれいに見えます。
また、振り向きざまのショットや、歩いている瞬間を切り取る写真も人気があります。
京都の風情ある街並みと合わせることで、より印象的な一枚を残すことができますよ。
自撮りをするのもおすすめです。可愛らしい写真を撮ることができます。
その際には手を上にあげすぎない様に。脇回りが崩れて見える原因になりますので注意しましょう。
手元の動きの美しさ
「手元の動き」も、着物姿の印象を大きく左右し、写真を撮る時の美しさのポイントです。
手は体の前で軽く重ねるか、小物を持って自然に添えると、上品で落ち着いた印象になります。
また、着物には洋服のようなポケットがないため、バッグの持ち方や手の使い方が自然と目に入ります。
バッグは片手で持つだけでなく、もう一方の手を軽く添えることで、丁寧で落ち着いた印象になります。
また、袖が長い着物の場合は、袖口の動きも気にしてあげると、動きがきれいに見えるだけでなく、袖が汚れるのを防ぐこともできます。
何気ない動作の一つ一つに気を配ることで、全体の雰囲気がぐっと洗練されます。
それ以外には、スマホやカメラなど重いものを襟口や袖口に入れないように気を付けましょう。
着崩れの原因になったり、女性の場合は袖口が袋状になっていない為、物を落としたりする危険があります。
荷物は必要最低限に、スマートにカバンの中にしまう様にするのが◎です。
■最後に

着物の所作は、一見すると難しそうに感じるかもしれませんが、実際にはほんの少し意識するだけで大きく印象が変わります。
すべてを完璧にこなす必要はなく、「ゆっくり動く」「丁寧に扱う」といった基本を心がけるだけでも十分です。
むしろ、そのゆったりとした動きこそが、着物の魅力を引き出してくれます。
京都での着物体験は、非日常を感じられる特別な時間です。
普段とは違う装いに身を包み、街を歩くことで、まるで時代を遡ったかのような感覚を味わうことができます。
その魅力をさらに引き立ててくれるのが、今回ご紹介した所作です。
ほんの少し意識するだけで、写真の仕上がりや周囲からの印象も大きく変わり、より思い出深い一日になるはずです。
レンタル着物岡本では、初めての方でも安心して着物を楽しんでいただけるよう、経験豊富なスタッフによる丁寧な着付けを行っております。
京都観光の大切なひとときを、より美しく、より快適に過ごしていただけるようお手伝いさせていただきます。
ぜひ、着物ならではの所作を取り入れながら、京都の街をゆっくりと散策してみてください。
きっと、いつもとは違う特別な景色が見えてくるはずです。
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